Overview
菌の活用により、空からの土壌改善により干ばつを予防・改善し、持続的に地域に経済圏を生み出す
Background
干ばつの原因として、土中にバクテリアやセルロース由来の炭素が減っていく事で、水と結合する事が出来ず、水分を保持できない。水分が保持できず、バクテリアを含む生態系が存続できないという循環によって、干ばつのエリアが広がっていく。
従来からのアプローチとして、この水分を保持するために、植林や高分子ポリマーの配置により水分の吸着を試みた例などがあるが、拡大する干ばつのエリアに対し膨大な量の原料や人の作業コストが必要になり、いずれもあまり成功していない。
私たちは上記に対して、着目されてこなかった菌やキノコの活用からアプローチする
Approach
STEP1: 土壌の改善を行い、水分を保持しやすい状態を作る

STEP2: 改善した土壌において、土地の利用慣行を確立し、経済活動を創出する
例として、キクラゲを中心とした下記販売循環モデルを想定
①ビール生成時副産物として搾り粕が出る
②搾り粕を原料にキノコと菌床を生産
③使い終わった菌床を肥料に加工
④肥料をホップ生産農家に販売
⑤ホップを収穫しビール工場に提供
⑥ホップをビール原料に使用
⑦ビールを生産しバルに提供