マッシュルーム・マニア| Rise to Resilience!

Project Details

The Challenge | Rise to Resilience!

You are a newly appointed Regional Green Engineer. Your challenge is to develop green infrastructure solutions for complex challenges in water management and risk reduction.Create a tool to assess the characteristics of an urban or rural area of your choice, and integrate green infrastructures, or nature-based solutions, into that region’s development plans to1) reduce flood and/or drought risk2) establish sustainable land use practices3) support water management, and/or 4) produce local economic opportunities.

Rise to Resilience by Mushroom!!

私たちは菌の活用により干ばつを改善するプロジェクトチームです。

Overview

菌の活用により、空からの土壌改善により干ばつを予防・改善し、持続的に地域に経済圏を生み出す

Background

干ばつの原因として、土中にバクテリアやセルロース由来の炭素が減っていく事で、水と結合する事が出来ず、水分を保持できない。水分が保持できず、バクテリアを含む生態系が存続できないという循環によって、干ばつのエリアが広がっていく。

従来からのアプローチとして、この水分を保持するために、植林や高分子ポリマーの配置により水分の吸着を試みた例などがあるが、拡大する干ばつのエリアに対し膨大な量の原料や人の作業コストが必要になり、いずれもあまり成功していない。

私たちは上記に対して、着目されてこなかった菌やキノコの活用からアプローチする

Approach

STEP1: 土壌の改善を行い、水分を保持しやすい状態を作る

  1. NASAにより提供されたECOSTRESSマップを使用する
    蒸発ストレスの中でグリーン(ストレスレベル:低)から、イエロー(ストレスレベル:中)、レッド(ストレスレベル:高)に変化しつつあるエリアを画像解析により特定

    https://ecostress.jpl.nasa.gov/
  2. 活性炭、菌の培養
    菌の培養による自己増殖する事で、低コストで広範囲に散布する量が入手可能
  3. ドローンの運行マップの作成
  4. 活性炭、菌の散布
    ドローンにより活性炭を空から散布する
    バクテリアの増殖を活性化するために菌を利用する
  5. 1−4のサイクルにより、土壌に炭素を保持し、水分を保持できる状態への改善を行う

STEP2: 改善した土壌において、土地の利用慣行を確立し、経済活動を創出する

例として、キクラゲを中心とした下記販売循環モデルを想定

①ビール生成時副産物として搾り粕が出る

②搾り粕を原料にキノコと菌床を生産

③使い終わった菌床を肥料に加工

④肥料をホップ生産農家に販売

⑤ホップを収穫しビール工場に提供

⑥ホップをビール原料に使用

⑦ビールを生産しバルに提供